株式会社雪華 古河市認定TMO
ホーム 雪華概要 TMO活動報告 イベント情報 関連リンク お問い合せ
パート1「食とおもてなし」 講師 龍ヶ崎市商工会副会長・女性部部長 吉田京子 氏


【1】講師の吉田氏から、“龍ヶ崎のコロッケによる街づくり”の経緯が紹介された後、
・とにかく、元気に笑顔でやってみることが大切であり、だめなら修正してまた続ければよい。
・歴史とか文化にあまりこだわるよりも、今流行っているもので、これだとピンときたものをがむしゃらに進めたほうがいい・・・との激励とアドバイスがあった。

【2】パネラーからは、
・できることから仲間でなんとかやっていきたい。
・古河の街には横山町とか“飲食ともてなし”の伝統があるので飲食店も巻き込んでやっていきたい・・・等、一般的な意見が多かった。

【3】更に吉田氏から、
・最初はスーパーの駐車場で売りはじめ、それから市のイベント等にも積極的に出だしたら、商工会・行政など地元の人々も認めてくれ、他の町からもお呼びが掛かるようになり、マスコミ・テレビも報道してくれて、名が浸透していった。
・夢を持ち、プラス指向でとにかく実行、そのうちに商業・産業との相乗効果も生まれてくるとの励ましが続き、

【4】 最後に司会者が、
パワーとやる気のあるリーダーの存在が大きいし、何らかの形で手伝ってくれるグループ員の参加も必要であり、古河でも吉田氏のパワーをもらって元気を出してなにかを始めよう・・・と締めくくった。

まちづくりシンポジウム パート1

日時 平成16年7月30日(金)
PM2:00
場所 武蔵屋本店
講師 龍ヶ崎市商工会 副会長
   女性部部長 吉田 京子 氏
演題 食とおもてなしコロッケからまちづくり

↑TOP

パート2「歴史を生かした街づくり」 講師 東洋大学国際地域学部 助教授 古屋 秀樹 氏

日時 平成16年8月6日(金)PM7:00
場所 関善倉庫(古河市中央町3丁目1−41)

【1】古屋助教授から、古河のビジターアンケートの分析により、
・春は家族で車で桃まつりを楽しみ、秋は友人・知人と都市散策をする中高年層の女性グループが多いというパターンがみえる。
・年間280千人程度の来訪者数で、観光業がそれだけで成立していくには絶対数が少ないが(4000千人必要)、歴史・文化及び一部の街並等の資源は評価されている。身の丈にあった、日常の努力で(例えばトイレ・お休み処の整備)、来客数を増やしていける
可能性はある。
・JR駅のポスター、新聞のイベント欄等マスメディアの利用及び口コミが集客に効果がある。
初めてのビジター(90%)の印象を強くし、いかにマルチビジター(10%)化していくかがポイ ント・・・との指摘がなされた。

【2】パネラーからは、
・城下町の風情を感じさせるためにも昔の街名を復活させるべき、
・“よさこいソーラン祭り”が10年で全国区になったように、こじつけでも古河の新しいまつりを創造する
・300M周囲程度に一つの核になる資源と、休憩・飲食できる施設を整備し(1)みる (2)体験する?飲食するがミックスしたゾーンが何箇所か欲しい
・地元にお金を落としてもらうには、昼食を食べてもらうのが第一で、そのためには、体験・見学等で2〜3時間訪問客の足を止めさせる場所・施設がもっとほしい
・観光協会、都市観光を考える会、商店街、雪華等の関係者で、意見を出し合い、新しい企画を生み、集客力を高めて街の活性化に繋げていきたい・・・などの意見が出た。

まちづくりシンポジウム パート2

日時 平成16年8月6日(金)
PM7:00
場所 関善倉庫
講師 東洋大学国際地域学部  
     助教授 古屋 秀樹 氏
演題 歴史を生かしたまちづくり

↑TOP

パート3「古河の食(文化)を考える」 学校法人 晃陽学園 副校長 中村 裕子 先生

【1】中村副校長から
・古河には歴史・文化を感じさせる街並があるが、観光資源はそれだけで足りるのではなく、食も加わる必要がある。“味と香り”は訪問客の印象に強く残り、情緒をひきだしてくれる。
・何か郷土の食材を使って地元でも親しめ、飲食店での料理のメニュー・お土産にもなるような古河でしか味わえないものを生み出す努力をすれば、街の活性化にも役に立つ。
・古河には、江戸末期に西洋料理コースを初めて紹介した人物がいた等の文化もある。
・古河からの連想で、小菓子(こがし)、こがし(焼いて、こがした)料理等のネーミングの洒落もおもしろいのでは・・・等のアイディア提示あり

【2】パネラーからは、
・古河は保守的で、殿様商売的な感じも受ける。もっとアイディアを出し合って、おもてなしの心で、訪問客に感動(期待を超えたサービス)を提供していきたい。
・昔のものでも、今味わえないものは、若者にとっては新鮮な驚きにつながる。例えば、昔、古河でも料理屋で出ていたという“鮒のあらい”が食べてみたい・・・
・地元の小学生もあまりたべる経験がすくないので、小学6年生の給食に“鮒の甘露煮”を提供して好評だった。鮒は関西から取り寄せで加工しているが、少量でもいいから古河周辺で育成して、一貫作 業の技術を残したい。
・古河周辺でも昔はいい食材(例えば、鴻巣のさつまいも)が取れ、料理に使っていた。
川魚もそうだが、なんとか復活させていけないか。それに、もも(をつかった食品)は古河のイメー ジにふさわしいのでは・・・等の活発な意見が出た。

【3】最後に、
・食材にしろ、メニューにしろ何かを生みだすためには、やる気のある人たちを結集して、検討、試作等を実行する検討会を組織して、活動を継続する必要がある。
・住民参画には、料理コンテストを開くのも関心をひきだす方法。
・学園も、検討及び調理施設の使用の利便を図る等、今後も協力できるとの中村先生の言葉もあり、今後の展開に期待をしてシンポジウムを終了した。

まちづくりシンポジウム パート3

日時 平成16年11月7日(日)
PM2:00
場所 東公民館
講師 学校法人 晃陽学園
   副校長 中村 裕子 先生
演題 古河の食文化を考える

↑TOP